新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について(26)
掲載日:2022年3月7日
2022年1月7日に新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づいて、新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置を実施すべき区域として広島県、山口県、沖縄県が指定されました。その後、対象区域が変更され、大阪府を含む18都道府県となりました。実施期間は3月21日までです。
また、大阪府では1月24日に独自基準の「大阪モデル」に基づいて「非常事態」に移行しました(赤信号を点灯)。
現在、大阪府からは以下のとおり対応方針が示されています。
3月4日:まん延防止等重点措置に基づく要請(3月7日~3月21日)
令和4年2月21日から3月21日までの要請
特措法に基づく要請等コールセンター:06-7178-1398 開設時間9時30分~17時30分(平日)
お問い合わせの前にご覧ください:よくあるお問い合わせ(FAQ)
大阪府:【大阪モデル】府独自の基準に基づく自粛要請・解除及び対策の基本的な考え方
大阪府:感染拡大防止に向けた取組み(府民の皆様へのお願い、イベントの開催、施設について等)
内閣官房:新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置に関する公示の全部を変更する公示
内閣官房:新型コロナウイルス感染症対策
新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、府民の皆様からの健康相談に応えるため、電話相談窓口を設けております。
厚生労働省:0120-565653 (フリーダイヤル)受付時間9時~21時(土日・祝日も実施)
大阪府:06-6944-8197(FAX 06-6944-7579)受付時間9時~18時(土日・祝日も実施)
新型コロナ受診相談センターについて
次の症状がある方はお近くのかかりつけ医にまず相談してください。
夜間・休日やかかりつけ医がいない方などは「新型コロナ受診相談センター」にご相談ください。
センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、医療機関をご紹介しています。
マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。
【相談対象者】
ご相談いただく目安
<すぐに相談>
1.息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
2.重症化しやすい方(注)で、発熱や咳などの比較的軽い風邪症状がある場合
(注)高齢者、糖尿病・心不全・呼吸器疾患(COPD等)の基礎疾患がある方、透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方
3.妊婦の方で、発熱や咳などの比較的軽い風邪症状がある場合、念のため、早めにご相談ください
<症状が4日以上続くときは必ず相談>
上記1、2、3以外の方で発熱や咳などの比較的軽い風邪症状が4日以上続く場合
(ただし強い症状や解熱剤を飲み続けている方はすぐに相談)
【連絡先(土日祝含む終日対応)】
大阪府:新型コロナウイルス感染症の発生に伴う電話相談窓口について
概要
2019年12月以降、中華人民共和国湖北省武漢市において、肺炎患者の発生が複数報告され、患者から新型のコロナウイルス(SARS-CoV-2)が検出されています。
2020年1月28日には、この新型コロナウイルスによる肺炎について、感染症法に基づく「指定感染症」と検疫法の「検疫感染症」に指定する政令が閣議決定されました。(2020年2月1日施行)
指定感染症とは既に知られている感染性の疾病(一類感染症、二類感染症、三類感染症及び新型インフルエンザ等感染症を除く。)であって、感染症法上の規定の全部又は一部を準用しなければ、当該疾病のまん延により国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあるものとして政令で定めるもの。
検疫感染症とは国内に常在しない感染症のうちその病原体が国内に侵入することを防止するためその病原体の有無に関する検査が必要なものとして政令で定めるもの。
2020年1月31日(日本時間)に、世界保健機関(WHO)の緊急委員会は、中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎の発生状況が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC: Public Health Emergency of International Concern)」に該当すると宣言しました。
厚生労働省:「中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎に関する世界保健機関(WHO)の緊急事態宣言」
世界保健機関(WHO)は2020年2月11日、新型コロナウイルス感染症の正式名称を「COVID-19 (coronavirus disease 2019)」とすると発表しました。
WHO(1ページ)
また、本疾患の原因ウイルス名として、これまで一時的に「2019-nCoV」という表記が使用されていましたが、国際ウイルス分類委員会(International Committee on Taxonomy of Viruses:ICTV)において正式に「SARS-CoV-2」と命名されました。
国際ウイルス分類委員会(News:Naming the 2019 Coronavirus)
世界保健機関(WHO)は2020年3月11日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大について、
「パンデミック(世界的な大流行)」を宣言しました。本ウイルスの感染は南極を除く全大陸で確認されています。
WHO(1ページ)
2020年4月7日に改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づいて出された新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言について、4月16日に対象地域が全都道府県に拡大されましたが、5月14日に39県、5月21日に大阪府、京都府、兵庫県、5月25日に残りの5都道県(北海道、東京、埼玉、千葉、神奈川)が解除され、全都道府県での解除となりました。
内閣官房:新型コロナウイルス感染症緊急事態解除宣言
2021年1月7日に改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づいて発出された新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言について、1月14日から対象地域が合計11都府県に拡大されましたが、2月2日には栃木県、3月1日には大阪府を含む2府4県(岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県)が解除され、残る1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)においても3月21日をもって解除されました。
また、2021年2月13日より、新型コロナウイルス感染症の感染症法における法的位置付けは、「指定感染症」から「新型インフルエンザ等感染症」に変更されました。
内閣官房:緊急事態宣言の概要
2021年4月23日に新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づいて発出された新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言については、9月30日をもって解除されました。
内閣官房:新型コロナウイルス感染症緊急事態の終了
内閣官房:新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置の終了に関する公示
大阪府内における患者発生状況
2020年1月29日に府内で最初の患者発生が報告されてから、患者の発生が続いています。
詳細は下記をご覧ください。
大阪府:大阪府の最新感染動向
大阪府感染症情報センター:新型コロナウイルス感染症関連情報
発生状況(世界および日本)
新型コロナウイルス感染症の感染者数は累計で4億4080万人以上、死者は597万人以上が日本を含む世界各国・地域で報告されています。(2022年3月5日現在)
参考:
厚生労働省:報道発表資料
厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について 国内の発生状況
WHO:Coronavirus disease (COVID-19) Pandemic
Coronavirus disease (COVID-2019) situation reports
外務省:各国・地域における新型コロナウイルスの感染状況
症状・所見
発熱、咳、息苦しさ、だるさなどの症状、胸部X線で両側異常(浸潤)影の所見が報告されています。
予防について
感染拡大を防ぐには、手洗い、マスク着用、身体的距離の確保、3密(密閉、密集、密接)の回避など「新しい生活様式」の実践が重要です。
特に高齢の方や基礎疾患をお持ちの方、妊婦の方については、重症化しやすいため、感染予防にご注意をいただくようお願いいたします。
また、集団感染の共通点は、「換気が悪い密閉空間」、「多数が集まる密集場所」、「間近で会話や発声をする密接場面」です。換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けてください。さらに共同で使う物品には消毒などを行ってください。
厚生労働省:健康や医療相談の情報
厚生労働省:新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」の実践例
関連情報
厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
厚生労働省検疫所:新型コロナウイルス感染症について
国立感染症研究所:新型コロナウイルス感染症関連情報について
大阪市:新型コロナウイルス感染症について
大阪健康安全基盤研究所:大安研からの新型コロナウイルス感染症に関する情報一覧
新型コロナウイルスに関連した感染症に係る外国語対応をはじめとする外国人患者への対応等に係る支援ツール
厚生労働省:「外国人患者を受け入れる医療機関の情報を取りまとめたリスト」について
日本政府観光局(JNTO)(英語・中国語・韓国語・日本語で閲覧可能):
日本を安心して旅していただくためにー具合が悪くなったときに役立つガイド
厚生労働省:医療機能情報提供制度(医療情報ネット)について
厚生労働省:外国人向け多言語説明資料一覧
大阪府:おおさかメディカルネット
お問い合わせ
公衆衛生部 健康危機管理課
電話番号:06-6972-1326