野山でダニに咬まれないように注意しましょう！

春から秋には山や草むらでハイキング、登山、山菜採り、農作業などの活動をすることが多くなります。この季節はダニが活発に活動する時期です。病原体（ウイルスや細菌）を保有しているダニに咬まれると、病気を起こすことがあります（*ダニ媒介感染症）。ダニと病気について正しい知識をもって適切な予防と行動をしましょう。  

（枝先で動物を待つマダニ）

ダニ媒介感染症には、日本紅斑熱、つつが虫病、重症熱性血小板減少症候群、ライム病、回帰熱、ダニ媒介脳炎やクリミア・コンゴ出血熱などがあります。

ダニ媒介感染症についての詳細は下記をご参照ください。

• 大阪健康安全基盤研究所「野山に出かけるときはダニに注意しましょう！」
  
• 大阪府感染症情報センター「蚊やダニなどの節足動物によって媒介される感染症について」 
• 大阪健康安全基盤研究所動画「マダニに注意！」

大阪府や大阪市でもダニへの注意が呼びかけられています。
大阪府

• 「マダニ等による感染症に注意しましょう！」 
• 「マダニ等による感染症にご注意ください！」

大阪市

• 「ダニが媒介する感染症」
  

 マダニの対策については以下を参考にしてください。

• 国立感染症研究所ホームページ「マダニ対策、今できること」 

 

ダニに咬まれて起こる病気についてもっと知りたい方は以下をご覧ください。

• 厚生労働省ホームページ「ダニ媒介感染症」
• 一般財団法人日本予防医学協会「マダニからうつる感染症Q&A」

（参考）
大阪府におけるダニ媒介感染症の報告数（2017年～2021年）

	2017年	2018年	2019年	2020年	2021年
日本紅斑熱	6	8	8	11	9
つつが虫病	2	0	1	0	2
重症熱性血小板減少症候群	1	1	0	0	0

（大阪府で診断を受け報告された数であり、実際に大阪府で疾患に罹患した数とは異なる）