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大阪健康安全基盤研究所

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菌株の簡易保存法について

菌株簡易保存(チューブ)
菌株は以下の方法で簡易保存が可能です。

  • 平板培地上で菌株を培養する(一晩培養した直後など、新鮮培養菌が必要)。
  • 発育したコロニーを、滅菌綿棒でかき取る。
  • 綿棒を空のスクリューキャップチューブに入れ、余った軸を折り取る。
  • フタをしっかりと閉め、-20℃~-80℃のフリーザーで保存する。短期間であれば、家庭用冷凍庫でも保存可能です。



注意事項

  • 綿棒は検体採取用として市販されているものが適当ですが、新型コロナウイルス検査用などの液体またはゲル状の培地が付属しているものは使用できません。
  • この方法はすべての菌種に適応できるものではありません。Campylobacter属菌、Vibrio属菌、Aeromonas属菌など、本法で保存できなかった菌種もありますので、使用に関しては実施者の責任においてご判断ください。
  • 一旦冷凍した後は冷蔵(10℃以下)での輸送にも耐えますが、菌種や菌株によっては死滅する場合があります。

お問い合わせ

微生物部 細菌課
電話番号:06-6972-1368